思い込み(条件付け)をなくす：脳の条件付けから瞬時に自由になる

脳は条件付けられている

私たちの脳は幾千年にわたり条件付けられています

当然のこととして思い込んでいることが
私たちには沢山あります

洗礼は2000年以上行われていますし
キリスト教・イスラム教・仏教と
私たちの信仰もまた2000年以上にわたり
行われています

自らを日本人だ、東洋人だ、仏教徒だと言うのは
私たちの脳が限定されているからです

長い間祖先が受け入れてきた概念を
私たちは疑問を抱くことなく受け入れています

条件づけられたの脳は機械のように
伝統どおり動いているだけ！

だから条件付けられた脳の反応である
行動も機械的なのです

※『型にはまった機械的な行動』
　『ルーティンが脳を退化させる』

条件づけられた脳は怠慢である

脳が条件づけられているという事実を
鏡に映る自分の姿を見るように
ハッキリ見ると、脳は条件付けから
自由になります

それは北に行くよう条件づけられていた人が
「向こうには何もないよ」と言われて
向きを変えるように、条件づけに気づくと
その瞬間に脳は条件付けから自由になります


たとえば....

住んでいる町を歩くとき
あなたは注意を払わなくても
行きたいところに行けるでしょう？　

考え事をしながらでも夢想しながらでも
目的地にたどり着くはずです

条件づけられた脳も同じように働きます

脳は慣れ親しんだ伝統や記憶、信念や概念に
従っているだけでいいのです

注意を払わなくていいので、脳は安心できるし
怠けていられます

誰かが作ったレールに乗っかっていれば
いいだけのでこんな楽なことはありません

しかしこのような脳は怠慢で注意散漫なので
自分や他人の思考や感情の変化に
気づいていることはできないのです

※『条件付けられた脳』


一方・・・

条件付けから自由な脳は
いつもの通りを歩くときでも
知らない街を歩くときと同じように
あらゆることに注意を払います

このような脳は活動的です

それは車の音にも店や駅のアナウンスにも
鳥の声や空の青さや道行く人の表情にも
自らの思考の動きにさも強烈に気づいています


このようにあらゆることの気づいていることは
とても大事です

なぜならこのときだけ私たちは危険にも
美しさにも醜さにも気づくことができるからです

もう一度言いますが、脳は自覚すると
その条件付けから瞬時に自由になります

だからどのように脳の条件付けから
自由になるかが問題ではなくて
条件付けを自覚することが大切なのです

※『アクティブな脳は問う・疑う』

見るか見ないか

見たらそれで終わりです

脳の条件付けは終わります

だからご自分の脳を調べて下さい、観察して下さい

脳がどのように反応しているかを調べるのです

あらゆる思考や感情に強烈に気づくことで
脳は縛りから解放されます

※『無選択の気づき』

　　　　　　　　　　　　
例を挙げると...

✓なぜ人によって態度を変えるのか？　

　　どうして有名人・成功者、サラリーマン
　　ホームレスによって態度が違うのか..

✓イライラをなぜ人にぶつけるのか？

　　どうして特定のことに怒りを感じるのか..

　※『怒りを観察する』
　　『脳の条件付け：職業』
　　『なぜ人によって態度を変えるの? 』


✓なぜ人と比べて競い合うのか？
✓なぜ意見や理想、観念を持つのか？
✓なぜ知識や経験を大事にするのか？

　※『知識の限界』
　　『比較を終わらせる』
　　『知識が感情を衰退させる 』
　　『理想・観念を疑う・調べる』
　　　　　　

✓なぜ特定の国を嫌悪するのか？

　　「あの人、韓国人なんだって」と言うときの
　　　あなたは条件付けられている

✓なぜ日本人として誇りを持つのか？

　　オリンピックで日本人を応援するあなたは
　　日本人意識を持っている
　　日本という概念と一体化するよう条件づけられてる

　※『国と一体化する理由』
　　『良いプライド、守るべきプライドはない』


✓どうして伝統に従うのか？　

　　なぜ神社・教会に行くのか？
　　なぜ神を信じているのか？
　　なぜ祈るのか、何に祈るのか？

　※『信念・信心・信仰を疑う』
　

✓なぜ人を傷つけるのか？

　　なぜ人を好き・嫌いで判断するのか？
　　どうして人を批判するのか？
　　どうして動物を殺すのか？　

　※『ヴィーガン＜殺さない』


このように自分が何にそしてどのように
反応しているかを観察して調べるとき
人は条件付けられていること
思い込みがあることに気づきます

※『自分の反応を観察する』
　『自己観察を通して脳の条件付けに気づく』

条件づけられた脳は正しく見れない

条件づけられているかぎり
人やモノをありのままに見ることができません

条件づけられているかぎり
私たちは対象物を理解することはできません

条件付けられているかぎり
真の関わりというものはない
という事実を強烈に見ると
その洞察が条件付け・思い込みを終了します

こうして思い込みから自由になった脳は
目覚めているので自分の思考に気づけますし
心の微妙な変化にも気づくことができます

機敏な脳は条件付けが根をはる前に
感知して摘みとるので思い込んで
しまうことも条件づけられることも
もうなくなります

※『脳の条件付けに気づかなければ..』



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