自己理解/ あなたという物語を読む

2019/02/17

思考 利己的な私 理解 洞察 事実

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私達は心理学や哲学・自己啓発本を読むことで、
自己を理解しようとします。

自分という物語がここにあるのにそれを読まずに
誰かの書いた本を読んで自身を理解しようとしています。

こうして蓄積された知識は、あなたの物語とは別物です。

知識による理解は自己理解ではありません。

なぜなら知識は死物であり、
あなたは刻刻と変わりゆく生きた存在で
それを死物で理解することはできないからです。

あなたは理解した気になるかもしれませんが、
誰かの目を通した観察は純粋な観察ではありません。

私達は知識を通して自らを理解することはできないのです。




ここに読む本があります。

あなた自身を理解できるあなたという本が
ここにあるのです。

しかしあなたはどのようにして読めばいいの?
と読み方を教えてくれる人を探しています。

宗教や心理学者・心理カウンセラー・占い師・
スピリチュアルカウンセラーに頼るのです。




本を読む時、その本を理解したいとき、
あなたはすぐ手にとって読み進めませんか?

本を読んだ誰かの感想や解釈を沢山仕入れて
その本を理解しようとしますか?

なのに自己理解となるとあなたは途端に躊躇します。

理解する為の『方法』を探し、既に理解したという
誰かの書物を読み、その分野の専門家の意見に
耳を傾けるのです。


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理解するにはあなた自身である物語を
読むしかありません。

読めばそれでおしまいなのにあなたは無駄に彷徨い続け、
いつまで経っても自分自身と向き合おうとしないので、
いつまで経っても自身を理解することができないのです。

嫉妬、傲慢さ、貪欲、劣等感、優越感、経験、怒り、闘争心、
偏見、理想、信念、プライド、孤独、悲しみ、恐れ・・・・

これら全てがあなたです。

これら全てが、あなたの物語です。

この物語を読まずして、
あなた自身を理解することはできないのです。



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真理探究に15年を費やした後あらゆる修行・規律・イデオロギーは不毛であると気づく。以来感覚だけを頼りに思考と感情を刻々と観察しながら自己について学んでいる

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