「思考はあなた」なので思考から生まれる理想もあなた
「今のままではダメだ」と言って理想の自分を作り上げ
それを追い求めてみたりする
けれど、ダメだと言っているのは誰ですか?
それもあなたの一部ではないですか?
ダメだと言っているのは思考、つまりあなたです
思考が二元性を生み出した
あなたの思考があなたの一部を切り離して
『わたし』を作り出し、その『わたし』が
「ああでもない、こうでもない」と
あなたを非難しているわけですが
非難している『わたし』もあなたです
つまり....
『わたし』と『感情』という二元性は存在しない
『わたし』と『怒り』という二元性は存在しない
『わたし』と『理想』という別個の存在はありません
感情はあなたの一部
あなたは怒りでありあなたが理想です
理想をこしらえたのはあなたですし
怒りが生じたのもあなたの心ですよね?
怒っているのはあなたであり、
あなたと怒りが別々に存在しているわけではないのです
怒りをコントロールするという行為、
理想を追い求めるという行為は、
犬が自分のしっぽを追いかけまわすのと同じで
あなたはあなた自身を追いかけているのです
「こうしろああしろ」と命令してくる思考に従うことで
人は自分の欲望や怒りを上手くコントロールできて
いると思っていますが、実際は感情や思考に
働きかけることのできる者は存在せず
『あなた』しかいません
※『感情はコントロールできないもの』
『見つめるだけで感情に振り回されなくなる』
「あなた=思考」を理解すると二元性は終わる
あなた自身が思考そのものであることを
理解するとき二元性は終わりを告げます
ですから心理的側面において努力したり抑制したり
理想を持ったり目標を立ててそれを追い求めたり
ということがいかに馬鹿げているかを理解しましょう
というのは理想も目標も思考がこしらえたもので
本当に存在するのは「思考そのものであるあなた」
だけだからです
あなたが考えていることがあなたです
※『理想について』
どんなに醜い感情でもそれがあなたです
このことを洞察すると事実から離れる行為は止みます
つまり『あるがままの自分』から離れる行為が止むのです
というのはありのままの自分という事実にとどまり
注意深く自分自身を観察し理解すること以外に
できることはないことを理解しているからです
ありのままの自分を理解するときのみ英知は生まれます
そのときのあなたの行動には秩序があります
以前のように無秩序に自分のしっぽを
追いかけたりはしません
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