気づき・アテンション

完全に気づいている時、思考は働いていません

思考の動きはありません。

あなたと私は話をしています。

あなたの話にちゃんと耳を傾けている時、
思考は働かず私は今にいることができます。

今に気づいていることができます。

刻刻と変わりゆくあなたの感情の流れを見逃さず、
完全に気づいていることができます。

完全なる気づき ＝ 思考は止まる

知識や経験、好き嫌いやイメージなしに、
私はあなたと関わることができるということです。

過去の介入なしに、ありのままのあなたを見ます。

これこそ真の関係であり、
私とあなたがコミュニケーションをとっているということです。

不注意なときに、思考は働きます

四六時中注意を払ることはできませんが、
思考が動き始めた瞬間に気づくこと、
注意散漫に気づくことはできます。

自然に接する時にはそれに完全に注意を払い、
音楽を聴く時にはその音を注視し、
相手の話を聞く時には相手の表情や言動に聴き入り、
自分の言動や内部の感情の流れにも完全に気づいている ....

このように周りのものと関わるなら、
私たちは関わるものについての莫大な生きた情報を
学ぶことができるのです。

既知の情報は書物を通して収集できますが、
生きた情報は私たちが現在〈いま〉に在るとき
接することができて学ぶことができるのです。

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