支えている全ての杖を取り払う

以前の記事で述べましたが
自己を正確に理解するためには
何にも頼れないということを

筆者が言うからではなく

事実として理解しましたか？


過去の記事：自己理解
　　　　　　自己の観察




内面を観察するためには
いかなる精神的権威から
自由でなければならない

誰かの理論や主義主張は

単なる概念でありそれは

あなたの自己観察・自己理解の

邪魔になるということ...
あなたという物語を読んで

理解することができるのは
あなた以外他に誰もいない

という事実を見れていますか？

※『あなたという物語』

　　を併せてお読み下さい




この事実をあなたが見るとき

何が起こるでしょう？

全身、身震いがしませんか？　

暖かい部屋から

雪が舞う外に

出た時のように
ブルブルっと身震いが

しませんか？




あなたはこれまで

何か or 誰かの

言うことを受け入れ
彼らに倣ってきました

精神分野における専門家や専門書
宗教本や自己啓発本に
答えを見出そうとするとき
あなたの精神は鈍感です

誰かの言うことを聞いて
従っていればいいわけだから
敏感である必要は
ありませんでした




しかし誰にも頼ることはできず
どのような杖も取り払って
独り立たねばならない
ことを理解すると
あなたは一気に眠りから目覚めます

あなたの精神はもう
鈍感ではありません




鋭敏な精神はどんな些細な出来事にも
思考や感情の微妙な動きにも
気づくことができます

この精神があなたの内部を暴き
闇や誇りを一掃して
秩序をもたらすのです

指導者や専門家、
哲学者や自己啓発本ではなく
独りで立たねばならないことを
あなたが本当に理解するとき
知性は生まれ、その知性が
内なる混乱を終わらせるのです


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