・怒りから自由になりたい
・怒りに支配されている自分が嫌だ
・怒りをコントロールできない
・怒りのせいで人生が上手くいかない
・すぐイライラする
・苛立ちが邪魔して友達ができない
どれか1つでも当てはまるなら
今日の記事はあなたのための記事です
あなたがこの記事を注意深く読み進めて
書かれたことを実践するなら怒りだけではなく
あらゆる感情から自由になります
怒りの感覚は持続しない
怒りの感覚は10秒も続かないと言われています
たったの10秒です
ただし10秒と言われるのは感情というより
怒りを知覚する時間です
怒りを知覚するとは?
怒りを知覚するとは....
・ムカっ・イラッ・カーッとなる
・全身が熱くなる
・顔が真っ赤になる
怒りの喚起には心拍の上昇や筋肉の緊張などの
身体的変化が伴いますがこの身体的感覚が
怒りを知覚するということです
このような知覚は通常
10秒以内に収まると言われています
そうは言っても殆どの人が10秒以内で収まる
これらの感覚にとどまることができません
なぜならムカっとすると思考がすかさず感覚を解釈しにやって来て
『怒り』という大げさな感情をこしらえるからです
つまり…私たちが『怒り』と言うとき
それは10秒以内に収まる知覚以上のものです
※『知覚について』
感情と知覚の違い
私たちが通常『怒り』と呼んでいるものは
知覚ではなく感情です
感情と知覚の違いは先ほどお話したように
思考か関与するかしないかです
生き物なら当然の感覚を思考が複雑な感情へと
変化させます
そしてこれを私たちは『怒り』と呼びます
思考が関与するから通常は10秒以内に収まる知覚が
『怒り』となって数日 or 数か月心にとどまることになります
純粋なる感覚に思考が間髪入れずに介入するから
私たち人間は感情を長い間引きずってしまうのです
つまり怒りを持続させているのは思考です
※『思考が感情に命を吹き込む』
あなたの思考があなたの怒りを持続させている!?
思考は怒りを抱いた相手の言動や
怒りを感じたときの状況を何度も頭の中で繰り返します
頭の中で再現することでまた怒りが込み上げてきます
昨日の怒りが生き生きと蘇り
今日も怒りを感じてしまうというわけです
しかし....
記憶から生まれる怒りは
昨日抱いたリアルな怒りとは違います
思考によって再現された怒りは
昨日起こった事実とは違うのです
どういうことかというと…
私たちは自らの思考によって過去の怒りを再現しては
込み上げた感情が命ずるままに誰かを憎んだり妬んだりして
生きていますが多くの場合その怒りは自分自身がこしらえた
感情であって事実の知覚ではありません
つまり…不快な出来事を頭の中で再生するから
過去に抱いた怒りを改めて味うことになるし
不快の感情を引きずることになるのです
怒りから脱却するために思考の構造を理解しよう
頭の中で過去の不快な出来事を繰り返している人物は誰か
もうおわかりですよね?
それは私たちの思考です
思考が昨日リアルに感じた怒りを
今日そっくりそのまま再現して
昨日の怒りを私たちに今日も体験させています
だから怒りから自由になるためには怒りを生み出している思考に
取り組まなければなならないのです
怒りから自由になるためには思考の構造を
しっかりと理解しなければなりません
・『思考の正体』
思考を注視すると感情は消えてなくなる
注視すると思考は驚くほど簡単に大人しくなります
だから怒りという感情からなかなか抜け出せないときには
思考を注視するだけで怒りから自由になれるのです
あらゆる感情は思考から生じるので
思考を注視することで感情は消滅します
思考を見つめると怒りは消えてなくなります
※『感情を抑制しない、注視する』
コントロールは不要であるばかりか不能
ここに書かれたことを実践すると
感情はコントロール不要だとわかります
思考を注視するだけで思考だけでなく感情も消えるので
コントロールする必要なんてないのです
もっと言うと...
感情をこしらえるのが思考ならそれをコントロールしようと
するのも思考なので思考が思考を抑制することなどできないのです
それは犬が自分の尻尾を追いかけるようなものです
犯人が自分自身を追いかけるようなものです
二元性が存在するときには
一方がもう一方をコントロールできますが
思考という単独犯人しかいない場合に
思考をコントロールできる人物はいません
コントールについては下記の記事で詳しく説明していますので
関心のある方はお読みください
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二元性について
思考はコントロール不要
怒りが湧いたらどうする?
繰り返しになりますがムカっとする感覚にとどまると
怒りは10秒と持ちません
怒りが10秒以上続いているときにはその怒りは
思考が知覚を歪めて解釈した感情であることに気づきましょう
自分がこしらえた怒りに囚われていることを理解しましょう
自分の思考に一喜一憂していることに気づけたら
あなたは思考に注意を払うようになります
あなた自身の思考を刻々と注視するようになります
そうすると思考と共に怒りは霧散します
ぜひ実践して実感してください
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