質問

自分が嫌いで死にたいです

どうしても誰かと比較してしまって
上には上がいて自分は努力しても
1番になれない、努力も満足に
出来ない、情けない、ダサい

生きている意味がわからない

どうして生きてるのか、
生きていてもお金が無駄なだけで
育ててもらっているのも申し訳ない

幸せな未来なんて見えない

もう私なんていなくなればいいのに
と自分でも思うのに怖くて死ねない
そんな自分も嫌い

人を笑顔にする力もなくて
ただ一人で落ち込んでいるだけ
どうしようもない人間ですよね

自分を否定しても辛くなるのは
自分だし何の解決にもならない
ことは分かっています

でもどうしたらいいのか分からない!

比較がもたらすもの


人と比べることで
あなたは自分で自分の首を
締めてませんか?

自分を追い込んでいませんか?

比較するから自己嫌悪に陥り
生きる価値もない人間だと
思い込んで自己否定しているのです

あなたが自分に対して感じていることは
全て、誰かとの比較で生まれた
思考と感情です

※『比較が落胆・嫌悪・劣等感を生む

比較は人を傷つける


比較は人を必ず傷つけます

AさんをBさんと比べて
『Bさんのように頑張りなさいと
 Bさんのようになりなさい』
 と言われるとAさんの心は
 ひどく傷つきます

『今のままの貴方ではダメだ』と
言われるのですから..

ありのままの自分を
否定されているのですから..


同じように
あなた自身を他と比べるとき
あなたの心は傷つきます

比較は他者だけでなく
自分をも傷つけ
心や精神を破壊してしまう
ことを理解しましょう



比較することの危険を
あなたが本当に見れたなら
もう比較などしないはずです

比較という危険地域には
決して近づかないはずです

比較することの危険を見る
 も併せてお読み下さい



比べる心を観察する


比較する心の状態を調べましょう

なぜ比較するのか?

比較することで
あなたは何を得ようと
しているのかを調べます

するとそこには
何とかして優越感を得たい
誰よりも幸せになりたい
人の上に立ちたい
認められたいというような
非常に攻撃的で競争好きで
利己的な自己がいることがわかります

質問文であなたも仰っているように
一番になりたいという競争好きな
自己がいるのです



自己というのはどんな人の自己も
非常に利己的で攻撃的なので
いつも満足を求めていますが
満足を得られなければ
私たちは必然的に
不満や落胆、絶望を
感じることになります

つまり自己という存在こそが
あなたを落胆させている
張本人なのです

というのは攻撃性・競争心は
自己の性質だからです



ですからこの事実をしっかりと見て
あなたの心の中に攻撃性があること
を自覚して手放しましょう

あなた自身の攻撃性が
あなたを落胆させているから
手放すのです

攻撃性を手放すと
あなたの苦しみ・自己嫌悪感・
自己否定・比較は瞬時に止みます

なぜなら苦しみや嫌悪・自己否定・
比較はあなたの攻撃性から生じたからです


生きるということ


人は何かをするから
生きる価値があるのではありません

特別な才能があるから
仕事ができるから
頭がいいから
顔立ちがキレイだから
生きる価値があるのではありません

自然や動物と同じように
あなたが生きているという
まさにそのことが美しいのです


生の美しさ


手にするお金や名声や才能
所有するものが富ではありません

本当の富とは内面の美しさです

優しさや思いやり、慈しみです

本当の富とは純粋な心
天真爛漫で自由な心であり
それはスーパーでは買えません

どれだけお金を積んでも
自由な心は決して手に入りません



空気や太陽は生きる上で
絶対に欠かせないものですが
これらは全ての人に平等に
与えられています

同じように優しさや思いやり
といった内面の性質は
人間にとって太陽や空気のように
欠かせないものです

そしてこれらの性質は
あらゆる人に平等に開かれています

掴もうと思えばだれでも掴めます

これが生の美しいところです

悲しいかな、この世に正義や平等は
存在しませんが
精神の豊かさに限っては
あらゆる人に平等の機会が
与えられているのです



殆ど全てのものは
お金や力があれば手に入りますが
生きる上で最も大切なもの
~優しさや愛、思いやりは~
全ての人に平等に注がれています

私たちが真剣にそれを
要求さえすれば
お金のあるないに関わらず
有名・無名に関わらず
天真爛漫で自由な心を
手に入れることができるのです



あなたが自分の心と向き合い
そこにある様々な感情から
目を背けずにちゃんと見つめると
あなたの鋭利な観察の光に
照らされて内面の闇は消えます

光を当てると闇はもう
闇とは呼べないように
あなたの嫌悪感や不足感
競争心や落胆や絶望も
忍耐強く見つめるなら
光に照らされて消えるのです

こうした徹底的な自己観察によって
あなたの心は自由になり
愛や優しさ、思いやりが
泉のように湧き出てきます



そして天真爛漫で自由な心が
あなたが何もしなくても
周りの人を笑顔に幸せにします

ですから忍耐強く
嫌いな自分の心の中を
丁寧に見つめましょう

天真爛漫な心をもって生きることで
生の素晴らしさ・美しさが
きっと見えてきます

それはあなたが今見ている景色とは
全く違う景色です

応援しています!

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真理探究に15年を費やした後あらゆる修行・規律・イデオロギーは不毛であると気づく。以来感覚だけを頼りに思考と感情を刻々と観察しながら自己について学んでいる

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