仏陀の教えを学んでは取り入れ
親鸞の教えを学んでは頭に詰め込みと
私たちはこれまで意識に
多くのものを付け足してきました
こうして意識は様々な観念やイメージで充満し
観念と観念、意見と意見、イメージとイメージ
が互いに矛盾・対立し内部は混乱状態で
人々は常に内で葛藤しています
意識の中身については
過去の記事でお話しましたが
意識とは思考の全運動&感情&知覚です
ざっくり言うと意識の中身とは...
意見・結論・主義主張・観念・信念・概念
信仰・理想・目標・知識・経験・苦しみ
悲しみ・喜び・葛藤・怒り・憎しみ・嫉妬
依存・執着・欲望・快楽・恐怖・寂しさ
野心・野望・攻撃性・暴力性・劣等感
優越感・傲慢さ・貪欲さ・自己イメージ
その他の感情や思考です
※意識の中身については『意識を空っぽにする』に
目を通してください
このブログではこれらの意識を
きれいさっぱり捨てましょう!
と提案しています
事実を見ることを意識のコンテンツが
どのように妨げているかを
お伝えしています
あなたが意識のコンテンツを
維持し続けることの危険を
ご自分の目ではっきり見ると
その深い観察が
現在ある意識の内容物を
すっかり取り去ってくれます
これはあなたが事実をはっきり見れば
という条件付きです (笑)
意識の中身があなたの人生を
どのように制限しているか
あなたをどんなに利己的にしているか
感受性や感性を破壊しているか
愛や優しさが浸透するのを妨げているか...
あなたがこのことを洞察する
洞察自体の持つエネルギーが
意識の中身を一掃します
※洞察については『洞察が行動を生む』に
目を通してください
意識が空っぽのときのみ
あなたはあるがままの事実を
見ることができます
そのときには思考が事実を捻じ曲げて
解釈することはもうないからです
このときあなたは
あるがままに人や物を
見ることができます
優しい人であれば
あるがままの優しさを見るし
ひどい性格の持ち主であれば
相手のあるがままを
主観に左右されずに
見ることができます
空や雲や花や草木も
そのあるがままの美しさを見ます
このような事実に対する知覚が
この真実なのです
真実はなにか努力や苦行により
到達できるものではありません
真実は意識の中身が一掃されるときに
触れることのできるものであり
様々な観念や思想や瞑想法によって
意識の中身のボリュームが大きくしても
真実から遠ざかるばかりです
ですからここでお伝えしていることも
決して受け入れないでください
新たな概念として取り入れて
あなたの意識を今以上に曇らせないでください
ここで伝えていることをまずは疑い
あなた自身の内部を調べることによって
私の言っていることの真偽を
確かめましょう
疑うとき精神は目覚めています
真偽を自分自身で見極める
情熱(エネルギー)があなたの内から
溢れてきます
そうしてあなたが自ら
意識を空にすることの
大切さに気付いたら
そのとき意識は変容します
つまり意識はあなた自身なので
あなたがすっかり変容するのです
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