心の健康と体の健康と
どちらが大切でしょうか?
どちらの健康をまずは
心がけるべきでしょう?
私が交通事故にあって
半身不随になったとします
私の心は次第に病み
家族にさえ
心を閉ざしてしまいます
健康だった過去の自分と
現在の自分を比べては落ち込み
やり場のない怒りで一杯です
私は肉体のみならず
精神まで病んでしまいました
一方...
Aさんはすこぶる健康体です
しかし彼の心の中はいつも
混乱・葛藤しています
野心と野心の対立
願望と願望が対立し
恐怖や苦しみ、悩みを
抱えています
つまり彼の精神は病んでいます
肉体的には健康ですが
彼の心は不健康です
内面が混乱・葛藤しているとき
私たちの精神は健全ではありません
心の中で格闘している状態は
内なる戦争であり
心は平安ではないので
健全である訳がありません
つまり彼は半身不随の私と
何ら変わりません
彼もまた私と同じように
精神的に不健康だからです
※『世界の混乱は私の混乱』
を併せてお読み下さい
私は半身不随になったが故に
精神を病んでしまったと
思い込んでいましたが
そうではありません
交通事故に遭う前の私は
Aさんと同じように
心に野心や葛藤を抱え
様々な問題を抱え
心はいつも混乱していて
精神は肉体より先に
病んでいたのです
2つの例を挙げましたが
何が言いたいかというと
深刻な病を患っていようと
そうでなかろうと
殆どの人の精神は
病んでいるということです
そして精神の健康は
肉体に影響を及ぼすということです
※『健全な精神は健全な肉体に宿る』
という言葉をその意味のまま
理解している人も多いようですが
この言葉を放った人物は
"そうようであって欲しい"という
願いを込めてこう表現したそうです
話が逸れましたが...
内にあるものは必ず
外に浸透するのです
つまり心の健康が何よりも
大切なのです
ゴッドハンドと言われる人に
長年患っていた症状を
奇跡的に治してもらったとしても
混乱した心に取り組まなければ
それはジワジワと時間をかけて
何らかの症状となって
身体に必ず表れます
だから心にもっと
気を配りましょう
人は外見の美しさには
非常に敏感ですが
心の美しさには無頓着です
それはお風呂に入らず
綺麗な洋服を纏うようなものです
大切なのは
心を健全に保つことであり
心が健全であれば
肉体に必ず表れます
※事故に遭って
身体が動かなくなった場合や
遺伝的な病気は
精神が作用したものではない
のでこの限りではありません
あなたの精神が健全であれば
仮に半身不随になったとしても
心は健康でいられます
自分を身体の症状と
一体化しなければ
病や痛みに精神が
侵されることはありません
健全な精神は外側に
決して左右されないのです
外見ばかり気にされている方!
これからはもっと
心の健康に注意を払いましょう
心の健康は体の病気のように
医師や薬に頼ることはできません
精神科があるじゃないかという
声が聞こえてきそうですが..
精神科医にもカウンセラーにも
人の心を健全にすることは
できません
というのは心を理解できるのは
自分だけだからです
あなたの心に深く潜れるのは
あなただけです
他の誰にもできません
あなたが大好きなことを
するときのように
真剣にそして情熱をもって
心の中を見つめるとき
あなたの心は明澄になり
自由で何ものにも縛られず
影響されない強さを持つのです
「自分の心は健全だろうか?」と
今一度自問してみましょう
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