批判・ソーシャルメディア・ニュースで忙しい私たち

私たちは常に自分の外側で起きていることに、
かかずらっています。

朝はニュースを見て起こった出来事で頭を一杯にし、
仕事に行けばそのことに追われ、
帰宅すればしたで夜のニュースで頭を一杯にします。

そしてソーシャルメディアでつぶやきます。

私たちが自分自身と向き合う時間はいつあるのでしょう？



自分が日々行っていることを冷静かつ客観的に
見つめる時間は残されていますか？

多くの人がソーシャルメディアで
政治家や芸能人の心ない発言を容赦なく批判しますが、
自分自身の言動や態度に対しても同じように
冷静に観察できていますか？




誰がどう言ったかというような表面的な批判ではなく、
「わたし」や「あなた」の中に同じ驕りや不寛容さ
利己性は蔓延っていませんか？

私たちの鋭利な観察を外にではなく自らの内面に向けて、
その中身を調べてみなければならないのではないですか？



・社会は政治家ではなく「あなた」や「私」が作っている

・社会は人間関係によって成り立っている

・私たち一人一人の内部が混乱しているかぎり
　世の中の混乱はなくならない

・現在の社会を作った全責任が「私」や「あなた」にはある



このことを私たちが本当に理解するなら、
他者の過ちを通して自分の内部を
注意深く観察することはあっても
批判の矛先が他者に向かうことはありません

鋭利な観察は己の行為へと向かいます



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☆☆

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