日々の反射的・神経症的な反応に気づく
友達に「性格が悪いよね」と言われたとします
その言葉にすぐ反応するのが
私たちの多くがとる反射的・神経症的な反応です
「性格が悪い」という言葉に大きく反応して
言葉を放った相手に「イラッ」としたり「カチン」ときます
しかし .....
相手の言葉を注意深く聴いて、
それが本当かどうかを見極めるとどうなるでしょう?
そのときあなたは条件反射的な反応をしません
怒りをむき出しにしてひどい言葉で罵るかわりに
相手の言葉や表情を注視します
人は怒りの波に容易に呑み込まれてしまいますが
事実かどうかを見極めることに意識を向けると
感情に流されることなく、現在〈いま〉に
とどまることができます
※『傷つくのは自己イメージ』
事実にとどまるということ
精査した結果、相手の言ったことが事実なら
事実に腹を立てるのはおかしいですし
相手に怒りをぶつけるのも見当違いです
勿論これはあなたが正気なら、
つまり事実にとどまれたらの話です
あなたが正気なら事実にも事実を伝えた相手にも、
感情的に反応することはありません
事実にとどまることさえできたら
相手の言葉に敏感に反応することはないのです
※『事実に見つめると心はブレない』
事実ではないことに傷つく必要はない
相手の言っていることが事実でなかったとしたら
あなたはそのことを相手に伝えることもできますし
伝えないにしても事実ではないことに傷つく
必要はありません
つまり...事実にとどまることさえ出来れば
感情に流されることなく正気な行動がとれます
事実にとどまるとき思考は作動しない
繰り返しますが事実にとどまるとき
あなたは感情にもっていかれるようなことはありません
感情に呑み込まれるのは自分自身の思考や
相手の言葉に囚われて事実が見えなくなるときだけです
事実にとどまれないから思考が動き出すのです
※『思考があなたを傷つける』
『思考/過去から自由になって今を生きる』
事実にとどまると正気な行動がとれる
あなたが事実(現在)にとどまるとき 〜
どんなひどいことでも相手の言葉に傾聴するなら 〜
大げさに騒ぎ立てるのが常である思考の声に
心を奪われて正気ではない行動をとって
後で後悔するようなことはありません
起きている出来事を注視することで
あなたは事実にとどまることができ
こうして事実に意識を向けると
あらゆる反射的な反応が終わります
つまり事実を直視するだけで
心がザワつくことはなくなるので
人と対立することも憎しみや
怒りを感じることもなくなります
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