質問: 傷ついたらどうしますか?
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痛みから逃げないで痛みと向き合います
何が傷ついたのか調べます
※思考で解釈するのではなく痛みの正体を徹底的に調べる
1. 自己イメージが傷ついたことがわかる
・ 自分では優しいと思っていたのに優しくないと
言われて傷つく
・ 同世代の人より若く見えると思っていたのに
『老けてるね』と言われてイラっとした
・ 賢いのにバカだと言われて頭にきた
自分に対してもっているイメージ(自己イメージ)と
違うことを言われるから人は傷つくのです
傷ついているのは自分が作り上げたイメージです
つまり自己イメージを持たなければ傷つくことはありません
2. イメージの正体を突き止める
【イメージをもつから傷つく】ことがわかると
傷つかないためにはイメージを手放す必要が
あることを理解します
ただイメージの正体がわからなければ手放そうにも
手放せないのでまず最初にイメージの正体を
突き止めなければなりません
そしてイメージについて調べていくとイメージは
自我が築き上げた概念であることが明らかになります
エゴの運動が止まなければイメージは消えないことを
理解するようになるのです
3. イメージ=自分
イメージが傷ついただけなのにどうして
リアルに痛みを感じるのでしょうか?
答えは私たちがイメージと一体化しているからです
・子供が大切にしている絨毯にカレーをこぼすと
怒り狂う母親は自分が絨毯と一体化しているからです(自分=絨毯)
絨毯と一体化してなければまるで自分に
カレーがかったかのような反応をしないように
イメージと一体化しなければ心は傷つかないのです
イメージを持たなければ傷つかない←このことをよく理解しましょう
空中に放った矢が空を突き抜けるように
イメージをもたないとどんな厳しい言葉も
心に刺さらないことを理解しましょう
イメージの正体はエゴ
これまでみてきたように傷ついたとき痛みを
観察すると原因を突き止めることができます
痛みの原因が自己イメージを築いたエゴ
だということがわかります
エゴが「私」を形成しその「私」のイメージと
異なることを言われると「私」=エゴが傷つくのです
つまり自己イメージをもつかぎり人は必ず
傷ついてしまうということです
実体のないイメージが傷つくだけだというのに
リアルに痛みを感じてしまうという
イメージの脅威を実感しましょう
イメージがあなたを傷つける
実在しないイメージをもつことで傷ついてしまうことを
しっかりと理解しましょう
自己イメージをもたなければ傷つく実体は存在しない
ことを洞察すると、この洞察が自己イメージを払拭します
危険な場所にあえて近づかないように
自己イメージをもつことの危険を理解すると
あなたはイメージから速やかに離れます
イメージを手放すには危険を認識するだけでいい
危険を認識するだけで
あなたはイメージを手放すことができます
イメージをもたないあなたは決して傷つきません
どのような中傷もあなたを傷つけることはできません
ですからイメージを持つことによって
あなたはイラッとしたり相手を憎んだり
落ち込んだりしてしまうことを理解して
イメージを持つことの危険を十分理解しましょう
風船を膨らませなければ割れないように
イメージという風船を膨らませなければ割れることはありません
エゴの動きに注意を払おう
イメージを捨ててもなお傷つくのだとしたら
あなたがまだ自己イメージを持っているからです
ですからこれから傷ついたときにはいつでも
「イメージを手放せてないな」ということ、
イメージと一体化している自分にちゃんと気づきましょう
そして痛みを注視しましょう
事実(痛み)を注視するときはいつでも
エゴは速やかに姿を消すので痛みが心に根付くことはありません
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