嫌いな人・苦手な人と付き合い方:観察がありのままを明らかにする

2019/11/20

イメージ 概念 関係 気づき 観察 利己的な私

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質問

一度この人無理!って思った相手に対して
どうすれば無理と思わなくなるのでしょうか





現在の相手を正しく観察する



この人無理!だと思ったときの気持ちを引きずらずに
会うたびに初対面であるかのように
相手に出会いましょう

過去に抱いた相手のイメージを重ねずに
現在の相手をまっさらな目で見ることで
歪みなく見ることができます

このような純粋な観察が
ありのままの相手の姿を明らかにします

明らかになった相手の姿が
たとえ醜い姿だったとしても
それがありのままの姿であり
あなたがどうこう言うことではありません

私たちは人を変えることはできないからです



あなたにできることは
主観を挟まず純粋に相手を見ること!

その純粋な観察を通して相手が有害だとわかれば
彼/彼女から離れることです

危険な場所に敢えて近づかないように
有害な人からは離れましょう




ただあなたが相手を批判する必要はありません

相手の言動を無理に肯定しようとしたり
受け入ようとする必要もありません

ただ危険な人から離れるだけで充分です





愛情から生まれる指摘



相手に対して唯一できることがあるとすれば
それは指摘することです

批判ではなく指摘です
   ↑
 ※指摘は主観的観察ではなく
  純粋な観察によるものでなければなりません

指摘は優しさや愛情から
生まれるものでなければなりません

相手を打ち負かしてやろうとか
自分の意見を認めさせようという
想いから指摘するのであれば
それは自己満足であって
相手の為ではありません

つまりその指摘は優しさから来るものでは
ないということです





全体的な観察が全体的な行為を生む



大切なのはあなたの目が狂ってないか
観察にバイアスがかかってないか
自分勝手な主観的な観察ではないか
精度の高い顕微鏡のように
精確に相手を見ているか
常に注意を払うことです




相手のありのままの姿を観察していれば
あなたの言動が偏ることはありません

あなたの言動は正しい観察から生まれるので
利己性に染まってない全体的な行為なので
相手とぶつかることはありません

相手とぶつかるのは
あなたの行為が利己性に基づいている
部分的な行為のときだけです

部分は他の部分と必ずぶつかりますが
全体は全てを含むので
ぶつかることはありません


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真理探究に15年を費やした後あらゆる修行・規律・イデオロギーは不毛であると気づく。以来感覚だけを頼りに思考と感情を刻々と観察しながら自己について学んでいる

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