思考の虚偽：思考はあなたの望むように考える

質問：自分が死んだら周りは幸せになると思っています
　　　私がもっと違う性格だったら家族・友達はもっと幸せだったと思います
　　　別に虐待やいじめにあっているわけじゃないです
　　　ただ自分の存在が嫌いです
　　　自分がないものねだりなのは分かってます
　　　でも自分には周りにないものねだりされる要素がないです


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思考はあなたの望むように考えるものです

自分が死んだら周りの人が幸せになるだろうというのも、
違う性格だったら家族や友達はもっと幸せだっただろうというのも、
あなたの思考が作り出したものであり事実ではありません。

自分のことが嫌いだというのも、
あなたの思考が自分の嫌いな所を見つけて、
それを責めて嫌悪して否定しているのです。

どれもあなたの思考の仕業であって事実ではありません。

あなたはあなたの思考を事実ではないのに、
信じ込んでしまっているのです。

なぜ優越感を感じたいのか？

他人に羨ましがられるものがなくたっていいではありませんか？

どうして羨ましがられる必要があるのですか？
どうして羨ましがれたいのですか？

優越感を感じたいのですか？

そうだとしたらあなたの内面を
深く調べてみなければなりません。

そこには他者より優れたいと願う自我がいます。

優位に立ちたい、認められたいという願望を抱いた自我は
他者と比較する攻撃性をもっています。

事実に抗うときあなたは苦しむ

ないものねだりをしても、あなたは変わりません。

あなたはあなたであるという事実は変えられません。

事実に抗うとき、あなたは苦しみます。

ですから自己否定したり、
変えられないものに思いを馳せるのではなく
ありのままのあなたを観察しましょう。

事実と向き合うとき変容が起こる

ありのままの自分に抗うことで苦しむのはあなたです。

本当にあなたが事実だけと向き合うなら、
つまりありのままのあなたと誠実に向き合うなら、
あなたは変容します。

事実と向き合うとき、あなたの思考は止みます。

従って思考から生じる感情は消えます。

実践してください。



劣等感を抱いているあなたを観察しましょう。
他と比べるまさにその瞬間に気づきましょう。
競争心旺盛な自分自身を見つめましょう。

良い・悪いで判断するのではなく、ただ見つめます。

このようにあなたが真剣に自分と向き合うなら、
あなたの内面はすっかり変容します。

試してください。




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