利己的な自己は自分のことばかり考える

2019/10/09

思考 実践 利己的な私

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質問:「自分のことを考えなくなった時が一番、
    自分を見失っていると言えますか?」


       =========



利己性が観察を歪ませ行為は限定される



自分のことを考えないときのみ
人は混乱を生まない全体的な行為をとることができます。

自分のことを考えているとき、私たちの視界も考えも
自分中心に限定されますが、
自分のことを考えていないときには限定されないので、
物事をクリアに見ることができます。

ブルーのサングラスをかけると物は青く見えるように、
自分の意見や自分の成功・野心に縛られていると、
その色に染まり物事をクリアに見ることはできません。





利己的な行為は必ずぶつかる



自分のことを考えているときの
私たちの考え・行動は自己本位です。

このように皆が自己本位に行動すると、
互いの間で摩擦が生じます。

各々が自分中心に動くからです。

しかし自分のことを考えないとき、
自己という中心から物事を観察しないので、
その観察は限定されておらず全体的です。

全体的な観察から生まれる行動には、
その観察同様偏りがないので、全体的で秩序があります。




利己性から解放されると自由になる



自分のことを考えていないとき、人は自由です。

悩みや心配、目標や為すべきこと、
理想という自己に関わる全ての荷を降ろしているので、
軽やかに自由に伸び伸びと生きることができるのです。


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真理探究に15年を費やした後あらゆる修行・規律・イデオロギーは不毛であると気づく。以来感覚だけを頼りに思考と感情を刻々と観察しながら自己について学んでいる

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