自己中心的・わがままな行為を止めたい人へ:正しい行為は混乱が終わるとき生まれる

2019/09/08

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自己中心性を落とすと脳は秩序正しく働くので正しい行為がとれる

混乱状態の心は混乱をもたらす


心が混乱しているとき、
私たちとる行動は必ず混乱しています

心が混乱しているとき、
私たちは物事を精確に見ることはできません

それは走りながら撮った動画のように
ブレているのではっきりと見ることはできません

物事を歪みなくあるがままに観察するには
この揺れが止まなければなりません

揺れとはつまり心の混乱です

心がざわざわが止まなければ
物事を曇りなく観察することはできないのです

※『矛盾だらけの行為vs.正しい行為

心の混乱に気づくと混乱は止む


混乱した心のままでは秩序ある行動もとれないし
物事を正しく観察することもできないことが
わかりました

では次の質問はこうです

どのようにしたら混乱から自由になれるのでしょうか?

混乱から自由になるにはまず、
混乱しているという自覚がなければなりません

心は混乱状態にあるのに混乱していないと
思い込んでいては混乱から決して自由になれません

だからあなたが混乱に気づくことが大切です

自分の思考がいかに矛盾しているか、
~願望と願望が対立しあっているか~
あとで後悔してしまう行動や態度を
いつもとっていることに気づくことが大切です

あなたの心をザワつかせているもの、
不安定にしているものを理解しなければなりません

無駄な動きに気づかないと無駄な動きは止まりません

しかし気づけば即止まります。

貧乏揺すりをしている自分に気づくとそれは止まるように
あなたが心の混乱に気付けば混乱は止みます

混乱をもたらしている原因を取り除くと
混乱は消滅して秩序が生まれるのです

※『殆どの人の普段の行為は機械的
 『自己矛盾の解決:葛藤を理解する

内なる秩序は全体的行為となって外にあらわれる


内部に秩序があるときには
正しさを追い求めずとも秩序正しい行動がとれます

つまり何をしてもあなたの行為には秩序があり
全体的なのです

では全体的な行為とはどんな行為でしょう?

※『正しい秩序ある全体的な行為

部分的な行為と全体的な行為の違い


全体的とは利己的な行為とは違って
自分の利得のためではなく
かといって他者のためでもなく
正しさから生まれる行為です

利己的な行為とは自分や自分に近しい人が
幸せになるため得をするために
なされるものなのでそれ以外の人を
無視するという意味において
限定された部分的な行為ですが
秩序正しい心から生まれる行為には
動機や損得勘定といったものはなく
すべての人を包容するのでそれは
全体的な行為と言うことができます

このような全体的な行為は
混乱していないときだけとることができます

※『全体的な行為について

内なる秩序が正しい観察を可能にする


内部に秩序があるとき、観察に歪みはありません

混乱してないときの観察が
恐怖や願望に色付けられることはないからです

ですから内部の混乱を自覚して
混乱の原因を調べることは大切です

外から強制的に秩序をもたらそうというのではなく
心が混乱していることを歪みなく見ること
混乱は終わります

混乱が終わるとき、はじめて秩序は生まれます

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真理探究に15年を費やした後あらゆる修行・規律・イデオロギーは不毛であると気づく。以来感覚だけを頼りに思考と感情を刻々と観察しながら自己について学んでいる

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