この記事では、苦しみの正体を明らかにして
苦しみなしに生きるにはどうすればよいかを紹介します
だから記事を読み終わるころにはきっと
あなたは苦しみから自由になっていることでしょう
苦しみの根源はエゴである
苦しみから自由になるにはまず苦しみの正体を
知る必要があります
根源がわからなければ手のつけようがないからです
では苦しみの根源は何でしょう?
それはエゴではありませんか?
苦しみを感じる『エゴ』がいなければ
あなたが苦しみを感じることはありません
つまり『エゴ』が消滅すれば苦しみから自由になれるのです
あなたが「私は苦しんでいる」と言うときの「わたし」が
エゴの正体です
この「わたし」が実際には存在しないことがわかれば
あなたは一瞬で苦しみから自由になることができます
では「わたし」が実際には存在しないとは一体
どういうことでしょうか?
ここからは「わたし」~エゴ~の正体を明らかにしていきます
「わたし」の正体が明らかになると苦しみは消える
苦しみの根源である「わたし」というエゴの正体を
これから暴いていきます
「わたし」の正体がわかればあなたは苦しみから自由になれます
これまであなたを動揺させ不安にさせてきた犯人の正体が
わかればあなたはもう苦しむ必要はなくなるのです
「わたし」/エゴの正体を明らかにする
「わたし」というのはあなたがこれまで
一生懸命積み上げて来た経験や知識の集大成です
あなたが考えることや感じることは
あなたの頭の中に貯えられた情報が元になっています
そしてこの頭の中の情報はすべて過去に基づいています
「わたし」が経験や知識で成り立っているということは
「わたし」は常に時間に縛られているということです
誰もがいつも「私が」「私の」と主張しますが
この「わたし」は各人が蓄積している経験や知識に
他ならないのです
経験、知識、意見、信念、理想、目標、希望、感情、肩書き
地位、自己イメージ、所有物、財産、プライド、偏見 etc...
これが私たちが「わたし」と呼んでいるものの正体です
※『プライドについて』
『わたし・エゴ・自我の正体』
「わたし」の中身は肉体以外概念である
繰り返しますが先に挙げたものは時間に縛られています
つまり「わたし」というのは過去の蓄積物なのです
「わたし」を【見る】ことはできないし
目の前に広げてみせることもできません
目で見ることができるのは肉体だけです
両親がつけてくれた名前ですら
あなたについて何1つ説明してはくれません
つまり『わたし』は肉体以外すべて概念なのです
「わたし」/エゴの正体は概念です
苦しみの主体であるエゴは単なる概念に過ぎない
ということになります
あなたが「わたし」と呼ぶものは幻
あなたは時間の中で「わたし」を強固に形作ってきました
あなたの経験・教育・知識・伝統・文化
読んできた書物や尊敬する人物が
『わたし』を作ってきたのです
しかしこのどれもが概念で事実ではありません
つまりあなたが「わたし」であると信じて疑わないものは
全て幻なのです
あなたはこの事実を見ることができるでしょうか?
頭を棒で殴られたようなショックを、今感じていますか?
「わたし」をしっかりと見つめる
「わたし」は幻想です
「わたし」は過去でできています
「わたし」は知識であり経験であり脳に蓄積された記憶の束です
「わたし」は思考です
情報の寄せ集めに過ぎない「わたし」に囚われて
振り回されて生きているのが現在の人間の姿です
この事実を見ることができますか?
概念があまりにもリアルなので
あなたはこれまで悩んだり怒ったり
人をひどく憎んでは苦しみもがいてきました
しかし苦しみの根源はエゴで
エゴの正体はただの概念だったのです
あなたはこのことを本当に理解できているでしょうか?
「わたし」の正体を理解しましたか?
「エゴ」の運動・メカニズムを理解する
「わたし」というエゴが解体されなければ
あなたはこれからも苦しみ続けます
だからエゴの正体を理解することが何よりも重要なのです
時間のなかで生まれたエゴがあなたの苦しみの原因です
時間のなかで大きく膨らんだエゴが
他者と比較・競争し劣等感や優越感を
抱いては有頂天になったり落ち込んだりしています
時間の中で生まれたエゴが夢を追い夢に破れ
傷つき絶望しています
このエゴの運動を今ここで理解しましょう
概念であることがわかると「エゴ」は消滅する
エゴが概念だとわかればどうなりますか?
それがあなたの事実となり血肉となったらどうなるでしょうか?
苦しみをもたらす「エゴ」の毒性を知ったら
あなたはエゴを即座に手放しませんか?
ではエゴを手放すとはどういうことでしょう?
それは「わたし」を一掃することです
「わたし」を構成する経験・知識らを一掃することです
あらゆる既知のものを蓄積するのを止めます
エゴが築き上げたものを全部捨て去ることです
※『意識の中身を空にする』
エゴを手放すとは意見・知識・意志を捨てること
エゴの正体を理解するとあなたはもう
意見や知識にしがみついたりしません
これまで意見や強固な意志を持つことは
良いことだと思い込んでいましたが
それらがエゴの産物であることが
わかったあなたは意見・知識・意志を捨てます
これまで無意識に一体化していたものの
危険を見てそこから離れます
※『一体化について』
エゴの終焉はその危険に気づくときである
エゴが終わるのはその危険に気づくときです
危険を見ればエゴは消滅します
光に照らされると闇はもう存在できないように
事実を見ることが光となってエゴを一掃します
混乱という闇でしか生きることのできないエゴは
事実という光のなかで生きることはできないのです
こうしてエゴが消滅するとあなたは苦しみから自由になります
これから先、苦しむことはありません
※『洞察について』
エゴを落としたらあなたはもう苦しまない
あなたは最後まで読み終えましたが
苦しみから自由になったでしょうか?
もしまだならもう1度経験や知識を交えずに読んでください
なぜ【経験や知識を交えず】なのか?
それは経験・知識がまさにエゴの正体だからです
経験や知識と照らし合わせながらこの記事を読むなら
あなたのエゴは活発ですが読むことに注意を払うと
あなたはエゴなしに読むことができます
だから全エネルギーを読むことに注いでください
エゴを落として読むことが何よりも大事なのです
というのはエゴを落として読むことができなければ
エゴはひっきりなしに働いているので
あなたは苦しみから自由になれないからです
ですから主観を交えずに~思考を働かせず~
もう1度読んでください
あなたが本当にそうするなら
読んでいる最中にエゴは消滅します
エゴは不注意なときに働く
「この部分は納得できるけどあそこはな~」
などというような声が頭の中から聞こえてきたら
あなたの「エゴ」が働いている証拠です
エゴが活動するのは不注意なとき~つまり
目の前のことに完全なる注意を払えていないとき~
なのでどんなことにも全注意を払うことが
エゴを働かせないためには大切です
すると頭の中のおしゃべり~思考の音楽~は止みます
思考、つまりエゴが止むのです
壮大な山を見ると心はすっかり洗われて
悩みなんか一瞬で吹き飛んでしまうように
何かに全注意を払うときエゴは消滅するのです
こうして苦しみの主体であるエゴが消えると
苦しみも終わります
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