終活・最期を迎えるための準備は必要?

2020/08/17

エネルギー 情熱 依存 執着 思考 生きる 動機 欲望 願望

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質問

どのように終活したらいい?



終活をウィキペディアで調べると
こう書いてありました


-----------------------------
人生の終わりのための活動.
人生の最期を迎えるための
準備やそこに向けた
人生の総括を意味する
-----------------------------



コロナをきっかけに
生きることや死ぬことを
真剣に考え始めた人は
多いのではないでしょうか?

若い人にも老いた人にも
死は必ずしも
遠い先にあるものじゃない
ということを今、
多くの人が感じていると
思います



ただ人はどのようなことにおいても
前もって準備を』しようとする
生き物のようです

そうすることで確実性・
安心感を手に入れられると
思っているのかもしれません

※『確実性について』を
  併せてお読み下さい

婚活、就活、妊活、終活と
様々な「~活」の付く
言葉がありますが
私たちは特定のことに向けて
活動するのが大好きなようです



しかし.....

私たちが日々大切に生きていたら..
情熱的に真剣に生きていたら..
最期を迎えるための準備なんて
ほんとうに必要でしょうか?

毎日を最期の日のように
生きる人にとって終活は必要ですか?



何が言いたいかというと..

『今』を真剣に生きていない人だけが
死を迎えるための<準備>を
せっせとするのではないですか?

『今』という刻刻の瞬間を
 大切に生きていない人が
『将来』必ず起こる
 死という一大事に向けて
 準備をしなければならないと
 思うのではないでしょうか?



過去の記事「生きるとは死ぬこと
でもお伝えしましたが...

今日を真剣に熱烈に生き
一日の終わりには
今日抱いた感情を
明日に持ち越さず
今日で終わらせるとき
その人は毎日精神的に
死んでいるので
彼/彼女にとって
肉体的な死は決して
恐れるものではありません



ですからあなたへの質問は
こうです

あなたが恐れているのは
本当に肉体的な死なのしょうか?

「恐れなんかいない」
と直ぐに反応せずに
心の中をしっかり観察してください

肉体的な死以上に
恐れているものはありませんか?



あなたの大切な家族や恋人
これまで積み上げたキャリアや名声
夢や願望や目標、大切な人と
これから先する楽しいことを
『死』が一瞬で奪い去って
しまうことを考えると
死がとても恐ろしいもので
あるように感じるのではないですか?

あなたはこれを何よりも
恐れているのではありませんか?

もしそうなら『死』が訪れる前に
あなたはご自身の恐怖と
向き合うことができます

とてもシンプルです



これまで大事にしてきたものへの
執着を終わらせるのです

恋人への執着、家族への執着
高級マンションへ・高級車への執着
地位への執着、お金への執着
成功への執着、欲望への執着
毎日終わらせるのです

これは恋人や家族に対して
無関心になることでも
無責任になることでもないし
お金を放棄することでもありません

大切な人には今まで以上に
愛情を注ぎますし
必要なお金を使うけれども
しかし依存・執着はしない
ということです

将来の目標やしたいことリストも
捨てます

なぜならこれもまた執着だからです

お金があってもそれに執着せず
素敵な家具を買っても
それに執着しないで
大事に扱います



毎日心に生じる執着や願望や葛藤を
その日のうちに終わらせて生きると
死は何も恐れることではありません

なぜならあなたは心の中に
一つとして貯め込んでいないので
死が奪い取ることができるものは
あなたの肉体以外何もないからです

あなたは執着や欲望といった
精神的な蓄積物を日々落として
生きているので死を恐れることでは
ありません

お気に入りのオモチャを持たないので
死が訪れても何も怖くないのです



死ぬまでにやらなきゃいけないことが
あるじゃないか?それはどうするんだ!
という苛立ちの声が聞こえてきそう
ですが(笑)すべきことがわかっている
ならなぜ、今やらないのですか?

死は突然やって来るのに
やらなきゃならないこと
片付けなきゃならないことを
どうして先延ばしにするのですか?

いつまで先延ばしにするのですか?

いつ死ぬかなんて
誰にもわからないのに
なぜ先延ばしにするのでしょう?

先延ばしにしている理由を
あなた自身の心を観察して
調べましょう

最期をどのように迎えるかを
ただ考えているだけなら
あなたは思考に夢中に
なって時間を潰している
だけなのかもしれません

結局あなたは何もしないまま
人生を強制終了されるかも
しれません



大切なことはいつ命が終わっても
いいよう今を生きることです

今日が最期の日だったら..
あなたは人に対する憎しみを
これまでのように抱き続けて
人生を終えたいですか?

今日が最期の日だったら..
自分が過去に傷つけた人に
最後に謝りに行きませんか?

今日が最期の日だったら..
大切な人とケンカするのではなく
優しく語りかけるのでは
ありませんか?

今日を最期の日だと思って
みんなが一日一日を生きるなら
人生はどんなに美しく輝くこと
でしょう!




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