自然や動物は私たちに多くのことを気づかせてくれます
彼らはもっているエネルギーをそのまま
放出しているようです
花はあるがままに咲いている
花は人間のように「他のものになりたい」と言って
違うものになろうと必死になったりはしません
その姿は自らのもつ命を伸び伸びと無邪気に
花開いているようです
充満したエネルギーは狭い体に収まりきれず
かぐわしい香りを発して私たちをも楽しませてくれます
・人は花のように香りを発しているだろうか
・エネルギーが自分の体をつきやぶって放出しているか
・花のような情熱があるだろうか
花々はそんなことを私たちに考えさせてくれます
太陽はあらゆるものに降り注ぐ
太陽は『コイツはいいヤツだから光をあててやろう
アイツはとんでもない奴だから光を与えてやらない』
などとは言いません
太陽のきらめきは私たちに等しく注がれます
・自分の行いは太陽のように全体的だろうか？
・主観～好き嫌い～に基づく断片的な行動をしてないだろうか？
・エネルギーを全方向に放っているだろうか？
太陽は私たちにこんな気づきを与えてくれます
※『全体的な活動vs.部分的な活動』
ひとりで立つ樹木
樹木は何にも依存することなくひとり
どっしりと立っています
「君は僕のように物や人に依存することなく
ひとりで立っているかい？」
そんな言葉を投げかけられているようです
流動する水のような生き方
川や海は常に流れているので淀むことはありません
・過去に抱いた憎しみや恨みを引きずってないだろうか？
・苦い記憶・楽しい記憶に囚われてないだろうか？
・過去ではなく現在と向き合っているだろうか？
過去にしがみつかず現在(いま)に生きることを
水は教えてくれます
美しいもの
私たちは自分自身を安全という鎧で固めてしまうので
美しさから遠く離れてしまいます
花が美しいのは、はかなく繊細で傷つきやすく
しかし同時に傷つくことを決して恐れず
開いているからではないでしょうか？
何かになりゆこうとしないで
あるがままに咲いているから、
花は美しいのではないでしょうか？
私たちは花のように生きているでしょうか？
まるで自らが花であるように
何者かになりゆくことなく生きている
素朴な人に出会ったことがありますか？
理想の型に自分をはめこもうとする努力が
努力の本質である自己中心性が
私たち人間が美しく輝くのを
邪魔しているのではないでしょうか？
美しさが花開くとき
私たちは化粧をし洗練された格好をしているので
外見は美しいかもしれません
けれどもその美しさは手入れの行き届いた公園のようです
その美しさは人工的でナチュラルではありません
私たちを醜くしているものを取り除くとき、
ようやく美しさは花開きます
その美しさは花の香りのようです
自分のことばかり考えてきた結果>
私たちは非常に限定的で断片的になり
全体としての美しさが失われました
私たちは貝のように固く閉じていて
あまり美しいとは言えません
ですから美しさを曇らせているもの全て一掃しましょう
現在〈いま〉を見つめる
美しく生きるためにはいまの生き方を
見つめなければなりません
現在どのように生きているのか
理解しなければならなりません
というのは自分の生き方を理解したときに初めて
変容〜美しい生き方〜は生まれるからです
そのとき私たちはさなぎから蝶へと美しく変容します
↓
理解するための最良の手段は自然の無限の作品を
鑑賞することだとレオナルドダヴィンチは言っています
自然は私たちに誠実さ・正直さ、真摯な生き方を
教えてくれる最良の教師であると私も思います
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