死が意味すること・生きることは死ぬこと愛すること

死が何を意味するのかを一緒に調べていこうと思うのですが、
一体なぜ死なんか調べるの？と思われる方もいるかもしれないので、
調べる前に少し説明させて下さい。

何に対して恐れを感じるのか?

• 何も成し遂げないで人生が終わってしまうことへの恐怖
• 失敗することへの恐れ
• 誰からも愛されないことへの恐れ
• 他の人と同じように成功の階段を登らないことへの恐れ
• 人から批判されることへの恐れ
• 年をとることへの恐れ
• お金や仕事を失うことへの恐れ
• 美しさを失うことへの恐れ
• 老化に対する恐れ
• ライバルに負けることへの恐れ
• 結婚できないかもしれないという恐怖
• 老後に対する恐れ
• 孤独への恐れ
• 地位・名声を失うことへの恐れ
• etc ・・・・・

このように私たちは恐れを感じながら生きています。

あなたは何に恐れを感じていますか？
死に対しての恐怖はありますか？


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　　　　　楽しみと恐怖は隣り合わせ

恐れているときには愛はない

愛は恐れと共には、存在できません。

一方があるとき他方は存在しません。

私たちが何かに怯えているとき、
どのようにして愛することができるでしょう？

不安や恐れからあなたは、
誰かに依存し執着しているかもしれません。

そしてあなたはそれを愛と呼ぶかもしれません。

しかし不安や恐れから生まれるものが、
愛であるハズはありません。

愛は恐怖とは共生できないからです。

不安で一杯のとき私たちは縮こまり、
愛のあるときの開いた状態ではありません。

愛が不在のとき私たちのとる行動は、混乱をもたらします。


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　　　　　混乱の原因である私・自己・セルフ

恐怖から自由になる

内部のすべての恐怖を一掃することは、とても大切です。

恐怖を一掃しないかぎり、世界に混乱をもたらします。

恐怖を一掃しないかぎり、私たちは愛を知ることはできません。

死は何を意味するのか?

肉体が機能しなくなるということ以外に、
何が終わるのでしょうか？

死は私たちがこれまで蓄えてきたものを強制終了します。

• 必死に働いて貯めたお金
• 必死に守ってきたプライド
• これまで蓄えて来た知識や経験
• 仕事・地位・名声
• 家族・恋人・子供に対する執着
• お金への執着
• 特定の宗教への信仰心
• あなたの神
• 長年実践してきた瞑想
• 政治的信条
• 意見や理想、人生の目標
• 積んで来た徳
• 大事にしてきた家や車、ブランド物の洋服や宝石
• 欲望
• 努力して手に入れた鍛え抜かれた肉体
• 手入れの行き届いた髪や肌
• 高額の美容機器や化粧品
• 友達やライバルへの嫉妬心や競争心
• 寂しさや孤独、憎しみや嫉妬といったあらゆる感情

これらを死は強制終了します。

私たちはこれらを突然奪われることを恐れているのです。

過去を現在に持ち越さない

死があなたから強制的に奪うものを
毎日終わらせては如何でしょう！

次の日に持ち越さなければどうでしょう？

生きながらにしてこれらを次の日に持ち越さなければ、
どうなるでしょう？

なにも蓄えず執着せず全てを生きながらにして
終わらせるならどうなるでしょう？

そのときあなたはもう、死を恐れることはありません。

あなたにとって死はいつか来る恐ろしいものではなくります。

あなたにとって死は、毎晩やって来るものだからです。

あなたは死が奪うものを毎日手放しているので、
肉体の死以外の死を毎日迎えています。




あなたは生きながらにして、執着していません。

生きながらにして、あらゆる感情を明日に持ち越しません。

蓄えてきた知識にも名声にも地位にもしがみつきません。

このように生きると、あなたは毎日生き毎日死にます。

目覚めと共に生き就寝と同時に死ぬのです。

あなたは生きながら何にもしがみつくことなく
全てを終わらせているので
強制終了に怯える必要はありません。

こうしてあなたが恐怖心から自由になるとき、
愛は姿を現すのです。


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これまでの利己的な行い

これまではあなたの内なる自我が、
恐怖のあまり自己防衛に精を出していました。

お金がなくならないよう失敗しないように、
ありとあらゆる計画を練っていました。

傷つかないよう、人には深入りしないようにしていました。

キレイになるため老化を遅らせるため、
ありとあらゆる健康法や美容法を実践していました。

築き上げた地位を失わないよう、
自分の力を部下に見せつけていました。

一番になるためのあらゆる努力をしていました。


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秩序ある行為

今やあなたの内なる自我は存在しません。

自分の存在をアピールしていた自我は、存在しないのです。

恐怖と共に存在する自我は、恐怖がなくなると消えます。

このときに私たちは混乱を生むことのない秩序ある行動を
とることができるのです。

恐怖から自由になったあなたは、
何をしようと混乱をもたらすことはありません。

何をしてもその行動には秩序があります。

愛があなたを導くとき、対立や分離を生むことはありません。

これまではあなたの中心が導いていたから、
対立や分離が起こっていたのです。

この中心が不在の今、あなたのとる行動には秩序があります。


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愛は死とともに存在する

あなたという中心が死ぬとき、愛は生まれるのです。

私たちは生きながらにして、
中心を終わらせることができます。

必要なのはひとつだけ！

それは死ぬときに強制終了されるものを
毎日手放すことです。

次の日に持ち込まないことです。

そうするとあなたの人生が根本的に変わります。

不安・恐れ・孤独・憎しみの原因だった自己が止むのですから、
あなたは本当の意味で自由に生きることができます。

愛に溢れた生を生きることができるのです。

このように死を調べてみると、
死ぬこと・生きること、愛することは、
同義語のように思えてきませんか？


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