腐敗に染まらない:腐敗した社会をどう生きる!?

2020/02/23

気づき 観察 思考 生きる 利己的な私

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質問

この腐った世の中に生きていたら、
誰でも少なからず心が汚れていきますよね?


        ====


それは心が汚れている人の言い訳ではないですか?

自分自身の心が汚れていることを、
腐敗した社会のせいにしていませんか?


世の中の動きと心の動きは一連の動きである


よく観察してください。

外側、つまり世の中で起きていることと、
内側、心の中で起きていることは、
全く関係がないのでしょうか?

それとも寄せては返す波のように、
一続きの流れですか?

外側で何が起きているのかを注視することで、
私たちは自らの内側で起きていることを、
理解することができるのではないでしょうか?

自己観察=心の掃除


外側の腐敗を自らの内に見ることができれば、
心に汚れがこびりつくことはありません。

つまり心の掃除 - 自己観察 - を怠っているから、
あなたの心は汚れているのです。

世の中が腐っていると思うのであれば、
その腐敗をしっかりと観察し腐敗の根源を調べましょう。

社会の腐敗に絶望し独自の結論に至って自己完結するのではなく、
社会と同じようにあなた自身の心は腐敗してはいないのか、
社会のようにあなたは冷酷ではないのか、
利己的ではないのかを調べましょう。

いかなる言い訳も自分に許さずに、
自らの心の闇をそのあるがままに観察するとき、
その鋭利な観察が心の闇を取り除きます。

鋭利な観察は正直さなしには不可能


しかし鋭利な観察は正直さがなければ、不可能です。

あなたの巧妙な思考は心の汚れを
あなた以外の誰か or 何かのせいにすることが得意です。

あなたが自分にものすごく正直でなければ、
思考の言い分をそのまま鵜呑みにして、
社会やシステムのせいにしてそれで終わりです。

自分自身の内面を調べてみようなどとも思いません。

このような自己欺瞞に陥らないように、
あなたが細心の注意を払いながら
自己観察という道を歩むとき、
心の闇は払拭されます。

あなたがこの自己観察の道を歩むなら、
腐った世の中で生きていれば心は汚れてしまう、
といった言葉が口を衝いて出ることはありません。

世界と自分は分離してはおらず、
全ては一連の動きだということを、
洞察したあなたはあらゆることに目覚めています。

心に汚れが根付くのは不注意なときだけであり、
あらゆることを注視するときに、
心が汚れることはありません。

外側と内側に線を引かずに、
全ての出来事に刻々と気づいているとき、
あなたの心は川の流れのようにいつも新鮮です

滞った水は腐りますが、
流れている水が腐ることはありません。


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真理探究に15年を費やした後あらゆる修行・規律・イデオロギーは不毛であると気づく。以来感覚だけを頼りに思考と感情を刻々と観察しながら自己について学んでいる

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