危険な人・有害な人から離れる、関わらない

2019/04/20

葛藤 矛盾 混乱 逃避 関係 思考

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私たちは有害な相手にも
我慢して付き合わなければいけないのでしょうか?

相手が変わってくれるのを願いながら、
付き合わなければならないのでしょうか?

この間の記事を読んだ読者が誤解してはいけないと思い、
今回はこの疑問を解消していきたいと思います。

危険な人・有害な人


危険な人・有害な人はいます

どんなに優しく接しても、それ以上を求めてくる人がいます。
どんなに誠実に接しても、それを利用する人がいます。

あなたの愛を、独り占めしようとする人がいます。
あらゆる方法であなたに罪悪感を感じさせようと
する人がいます。

「あなたなしでは生きていけない」
「あなたがいなくなったら、一生独りでいる」
「あなたが離れたら、もう誰も信用しない」

このようにあなたを縛ろうとする人がいます。

危険な人・有害な人への関り方


危険な人・有害な人に出会ったらどうしますか?

あなたを縛ろうとする人がいます。

自分のことだけを見て欲しいと、
あなたの全てを求めてくる人がいます。

あなたならどうしますか?

自分の心の悲鳴を無視して、
相手の要求に応じ続けますか?

それともその声に耳を傾けて、
相手から離れますか?

あなたはこれまで最善を尽くして、
相手と向き合ってきました。

あなたにできることは全てやりました。
しかし相手はあなたに満足していません。

あなたが与える以上のものをいつも求めてきます。
もっと自分に時間を割いてくれることを願います。

しかしあなたにはもう、
そのようなエネルギーは残っていません。

その気持ちに何となく気づいている相手は、
あなたに罪悪感を感じさせようと、
あらゆる手を使ってあなたの気を引こうとします。

危険から離れるように危険な人から離れよう


危険な人にどのように対処するかについての、
選択肢はありません。

あなたに選択肢はありません。

エネルギーを吸い取る吸血鬼から、離れることです。

心ない相手からは即、離れることです。

車があなたを目がけて突っ込んできたら、
直ちに逃げるでしょう?

危険を知らせる看板を見たら、離れるでしょう?



同じように危険な相手からは、離れましょう!

相手が自分の非を認めて、あなたの信頼を取り戻したいと
願うときにだけ、誠実に相手と向き合えばいいのです。

それまでは有害な人からは、離れていましょう。

関連記事:選択する人は無秩序で混乱している

道徳に縛られて危険人物から離れられない人


危険な人・有害な人から離れない人がいます

社会道徳や信念に従い心の悲鳴を無視する人がいます

「どんなひどい人でも、優しく接しなければならない」
「これは自分がより優しい人間になる試練なのだ」
「善い人はこんなときでも逃げないハズだ」

このように自分を言い聞かせて、
疲弊させる相手と付き合い続けていませんか?

もしそうであれば、
あなたは社会の道徳や観念に縛られています。

自分の信念や理想に縛られています。

なぜならその囁きはあなたの思考の解釈であって
事実ではないからです

観念~思考の解釈~と事実の違い


その声は事実ではありません

本当に起こっていることはこうです。

「やれることは全てやっっているのに、
 相手はいつもそれ以上を求めてくる
 相手の要求に際限はない」

しかしあなたの思考は「まだだ、もっと頑張ろう」
と鞭を打ちます。

思考はあなたの信念・経験・知識・理想・記憶から
なっています。

これらは概念です。

あなたは観念にこだわっているのです。
理想という概念に自分をはめこもうとしているのです。

あなたは刻々と変わりゆく存在なのに、
固定された概念に自分を強制的に押し込もうとしているのです。

このようにしているので、あなたは必ず葛藤します。

当前です。不可能なことをしているのですから!

事実と向き合わないから心に葛藤が生じる


事実と向き合わないから、あなたは葛藤します

【実際のあなた】から離れるときには必ず、
 葛藤が生じます。

【実際のあなた】と【理想の姿、あるべき姿】の間で、
 あなたは葛藤します。

あなたは概念とありのままの自分の間で
揺れ動いているのです。

自分自身が作り出した概念と葛藤しているのです

事実は対立物をもたない


事実には対立物はありません

概念は対立・衝突・分離・葛藤をもたらします。

実際のあなたから離れて概念を求めるときには、
分離が生まれそれがぶつかって葛藤します。

お伝えしたいのは理想や道徳に捕われず、
事実とだけ向き合いましょうということです。


事実は相手の要望にこれ以上応えられないということ!
事実は相手があなたのエネルギーを奪っているということ!

この事実と向き合いましょう。

事実のみと向き合うとき、答えは自然に出ます

思考の叫びは事実ではない


こんな声が聞こえてきそうです。

「もっと優しくできない自分が許せないんだ」
「自分の良心が咎める」
 
良心が咎めるのは、
あなたが結論や理想をもっているからです。

「こうありたいという自分像、○○のように行動する自分」

あなたがこのような概念を大事に持って放さないから
良心が咎めるのです。

葛藤するときあなたはあなた以外のものになろうとしています

自分以外の誰かになろうとしています。
概念を追いかけています。

事実のみと向き合う


事実とだけ向き合いましょう。

あなたを疲弊させる有害な相手から離れましょう!

危険を抱きしめる必要はないのです。
(怪しいスピリチュアル指導者が言いそうですが)

相手が過ちを認めたときに、オープンでいればよいのです。

そのときは過去の心ない相手ではなく、
現在の相手と向き合えばよいのです。

とにかく幻想を全て一掃しましょう! 

理想・道徳・信念を一掃して、
ありのままの相手を見つめましょう。

あなたが本当にそのようにするなら、
良心が咎めるなどという思考の囁きに惑わさることなく、
危険な人・有害な人からは直ちに離れるでしょう。

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真理探究に15年を費やした後あらゆる修行・規律・イデオロギーは不毛であると気づく。以来感覚だけを頼りに思考と感情を刻々と観察しながら自己について学んでいる

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