利己的な虚しい生き方を終わらせよう

人生に何の意味があるのでしょうか？
自分は30代で、結婚して子供がいます。
会社は大手で役職についています。

休みの日は寝るかゲームをするか、
嫁以外の女性とSEXするかです。
嫁は子供を連れて出かけますが、
自分は体力を使いたくないので行きません。

どれも幸せだとは思いません。
ただやりたくなるからやってるだけです。
人生って何がおもしろいんですかね？



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まずご自分の好きなことが仕事になっていますか？
情熱をもって仕事をされていますか？

なぜこんなことを訊くのかというと、
仕事のストレスがたまっているから、
はけ口を求めているのではないかと思ったからです。




人生に何の意味があるんでしょうか？

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あなたのこちらの問いですがセックスやゲームに、
快を求めるのと同じあなたが人生に満足を見出そうと、
またもや快を求めてこの問いが生まれたのではありませんか？

ご自身をよく観察してください。

あなたはひたすら、快を求めているのではありませんか？

快を求める行動は機械的

快を求める精神は、限定されています。

快には敏感に反応しますが、他のことには反応しません。

私たちの中心にはいつも「自己」が鎮座し、
好きなこと嫌いなことを瞬時に振り分けますが、
このようにしている私たちの脳も視野も、
非常に限定されています。

このように限定された脳、限定された視野で
人生というものを考えてみても、
限定された結論に至るだけではないでしょうか？

ですからこの縛りから自由になるためにも、
その根源である自己を、利己性を、あなた自身を、
よく観察して理解しましょう。

欲望を求めるあなた自身を観察すること、
日々の思考や言動を観察すること、
欲望の構造を理解することが大切です。

人生の意義について考えを巡らせるのではなく、
問いが生まれたあなたの心に深く潜る必要があります。

どんな欲望も過去に基づいている

欲望は思考から生じます。

脳が過去の快楽を思い出して、
思考が「もう一度味わいたい」と主張するのが欲望です。

思考はつねに既知の体験を求めていますが、
あなたが思考の要求通りに行動していると、
思考や知覚に支配されるようになります。

過去の気持ちよかった体験、楽しかった体験を、
繰り返すことを望む思考の正体を理解すると、
思考（欲望）はあるべき場所へと収まります。

欲望はコントロールするものではなく、
理解することであるべき場所へと落ち着くのです。

思考の正体を理解せずに、
思考の望む通りに行動していては、
いつまでたってもあなたの行動は過去の繰り返しで、
精神は常に過去に縛られてしまい自由ではありません。

脳は自由を求めている

もしかするとあなたの問いは、脳の叫びなのかもしれません。

脳が機械的な行為からの自由を希求しているから、
このような問いが生まれたのかもしれません。

限定された思考回路からの自由..
過去に味わった快楽を求めて繰り返す行為からの自由を...

思考そのものである自己が止むとき、
脳はようやくその制限から解放されます。

何ものにも制限されない自由な頭脳だけが、
人生の意義を見出すことができるのではないでしょうか？

利己的で虚しい生き方を終わらせるときに、
生きる意味は存在するのであって、
機械的な行動を繰り返しているかぎり、
生きる意味はないのではないでしょうか？

あなたの生から余計なものを取り去ったとき、
人生の素晴らしさは見えてくるのではないでしょうか？

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