質問:人生に失うのは付き物ですか?
失い過ぎて誰も信じれなくなって、
どのように人と付き合えばいいかわかりません。
精神的に私たちは何も所有できません。
始めから所有していないものを、失うことはできません。
親友も恋人も家族も、所有できるものではありません。
最初から何も所有していないので、
あなたは何も失ってはいないことに気づくと安心しませんか?
あなたは信頼していた友達に裏切られて、
傷ついたかもしれません。
恋人に裏切られショックだったかもしれません。
しかしあなたは何も失っていません。
悲しい出来事によって、何も失ってはいないのです。
失うことができるものは物質的なものだけ
あなたはお金や洋服、車、不動産を失うことはできます。
しかし失うことができるのは、物質的なものだけです。
物資的なものであってもあなたが執着しなければ
失っても取り乱すことはありません。
なぜなら多くの人がもっている執着を
あなたは既に落としているので傷つきません。
どちらにしてもあなたはこれらを所有できるので、
失う可能性がありますが、
友情や愛を所有することはできないので
あなたはこれらを失うことはできません。
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過去の出来事は既に終わったこと
過去はもう過ぎ去ったことです。
過去の出来事はどうすることもできません。
それはどうにもしようがありません。
変えることはできません。
私たちは幾千もの過去を持ち越したまま、
毎日を過ごしていますが、
これらの過去をすっかり退けない限り
現在(いま)を生きることはできません。
過去を背負ったままでは
現在も過去の色に染まってしまうこと、
過去を携えていては今を生きることはできないことを
理解すればあなたの理解が既知のものを一掃します。
危険な場所に敢えて近づかないように、
過去の悔いや記憶を引きずることの危険を
十分に理解すればそこには敢えて近づきません。
ですから、、
川のように、過去にとどまらず流れていましょう。
過去に囚われていたら、、
もう一度言います。
裏切られた記憶、傷ついた過去に囚われていると、
その記憶に染まった眼鏡を通して、
相手を見るようになります。
あなたは最初から相手を疑ってかかるようになるかもしれないし、
相手と一定の距離をとろうとするかもしれません。
このようにあなたを貝のように閉ざすのは、過去の記憶です。
過去の記憶があなたの行動を決定するのです。
記憶に囚われているかぎり、
過去があなたの人生を支配することになります。
過去に囚われることの危険を見て手放そう
過去の記憶に囚われている限り、
目の前の相手を歪みなく見ることができないこと、
人と関わることができないことを理解して、
過去の記憶に一切を手放しましょう。
あなたが本当に過去を手放すなら、
過去に染められていないまっさらな目で
相手を見ることができます。
このようにして人と接するときにのみ、
あなたは真の関係を築くことができるのではないでしょうか?
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