問い:神がいないって本当?
神がいるかいないか調べるには、
まず結論や意見から自由でなければなりません。
神の存在を信じている人も信じていない人も
既に結論を出してますが、結論に至った人は、
新たなものを発見することはできません。
探究することはできません。
ですので問いの答えを見出すためには、
人はあらゆる信念・概念・結論・意見を手放さくてはなりません。
事実だけと向き合い観察するとき、真偽を見出すことができます。
私が神の存在について調べたことを
一言で述べるならば、神は人間が作り出した概念です。
人間の生が空しく無意味なため、
人は慰めを求めて絶対なる存在として神を作りました。
自分たちの知っている愛が皮相であるため、
絶対なる愛で永遠に愛してくれる神という概念を作り、
私たちは自分の作ったものを崇拝し祈り希求しています。
自分の生きているこの世界が不平等なために、
誰にも平等で公平である神を見出しました。
未知なる死に恐れを抱いているが為に、
魂は永遠だという概念を、輪廻転生という概念を作り
不安・恐怖を払拭して安堵しようとしました。
ここに述べたことを信じたり信じなかったり、
賛成したり反対するなら、
あなたは自分で答えを見出すことはできません。
問いの答えを見出すための第一歩は、
あなたが神についての意見や結論をもっていないかを
調べることです。
持っているならそれを手放さなければ、
問いの答えを見出せないことに気づきましょう。
神についてこれまで聞いたこと、教わったこと
神話、仏典、聖書、伝統、偏見、固定観念の全てを手放すとき、
あなたは問いの答えを見出すでしょう。
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