質問:29歳の女は売れ残りですよね?
なぜそのように思うのですか?
あなたは果物や野菜か何かですか?
それともセールで売れ残った洋服ですか?
そんな悲しいこと言わないでください。
世の中(メディア)があなたに、
そのように思わせているのかもしれません。
勝ち組や負け組、アンチエイジング、美魔女、アラサー
といった様々な言葉を作り出して、
メディアは巧みにあなたを操り追い込んでいるかもしれません。
ですが社会の価値観をものさしに、
自分のことを評価するのはおかしくないですか?
時間の経過によって鮮度が落ちる果物のように、
人間の価値が年齢によって変わるなんていうのは、
どう考えても可笑しいでしょう?
テレビを見ていると社会の価値観に染まって
しまいそうになるのは理解できますが、
実体のないただの概念にどうか流されず、
強く生きてください。
大きな川の流れにも流されない頑丈な岩のように。
売れ残りだなんてあなたの人生は、
誰かに選ばれるのを待つだけの人生なのですか?
多くの人が数字(年齢)や学歴、外見、他人の評価
という表面的なことばかりに気を取られていますが、
精神は健全なのかどうなのかに、
細心の注意を払っていますか?
私たちはいつから野菜や果物を選ぶように、
友達や恋人を選ぶようになったのでしょうか?
それらは市場で売り買いされ得るものですか?
人間性は外側の装飾(年齢、外見、職業、財産、地位)
とは無関係です。
外側の装飾で人間を判断する人に、
私は何の魅力も感じませんけれど。
大事なのはあなたが自分の考えだと思っているものは、
テレビや映画、新聞や雑誌、出会った人々、
育った環境や教育の影響を大きく受けており、
それは概念でしかないということを理解することです。
概念でしかない価値観(ものさし)を
あなたは精度の高いものさしだと思い込んで、
それでもって自分をカテゴライズし評価し、
落ち込んでいるのです。
実体のない概念があなたを傷つけ、
無価値な人間というラベルを自分自身に貼るというのは、
悲劇としか言いようがありません。
あなたが自分自身に対して一体何をしているのか、
よく見つめましょう。
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