ブルーハーツの『青空』をシェアします
青空
ブラウン管の向こう側
カッコつけた騎兵隊が
インディアンを打ち倒した
ピカピカに光った銃で
できれば僕の憂鬱を
打ち倒してくれれば良かったのに
神様にワイロを送り
天国へのパスポートを
ねだるなんて本気なのか
誠実さのかけらもなく
笑っている奴がいるよ
隠しているその手を見せてみろよ
生まれたところや皮膚や目の色で
いったいこのボクの何が
わかるというのだろう
運転手さんそのバスに
ボクも乗っけてくれないか
行き先ならどこでもいい
こんなはずじゃなかっただろ
歴史がボクを問い詰める
まぶしいほど青い空の真下で
----------
他者の外見的なことはわかっても
その人の考えていることや
感じていることは
偏見や価値観、レッテルという
色眼鏡を外さないことには理解できません
偏見・価値観・判断・批判・先入観....
このどれもが邪悪です
これらはあるがままの観察を邪魔するからです
※『色眼鏡を外して観察する』
『ラベルを貼ることの危険』
『価値観は関わり合うことを阻む』
私たちはみんな同じ人間なのに
生まれたところや皮膚や目の色
学歴や経歴、服装や持ち物で
”善い、悪い、金持ち、頭いい、バカ”
と勝手に解釈して決めつけ、人によって
自分の態度を巧妙に変えます
日々やっているこれらのことに
『それでいいの?』とこの曲は問いかけます
※『人によって態度を変えるのは何故?』
あなたが排除し差別した人の中にも
あなたと同じ赤い血が流れています
彼らも同じように悩みがあり苦しんだり
葛藤したり楽しみを見つけながら生きています
私たちはみな同じなのです
外見は違っても中身はとても似ています
このことを忘れないでください
あなたが人生から締め出した人たちは
別世界に住んでいるわけではなく
同じこの地球に住んでいるということを..
※『あなたの意識は全人類の意識』
『あなたやわたしの意識はない』
好き嫌いや快不快で判断しないようにしましょう
目の前の相手の本質を掴もう、理解しよう
という情熱をもってください
ありとあらゆる種類の眼鏡を外すと
物事の本質が見えてきます
誠実さのかけらもない人が
世の中にはたくさんいますが
彼らの不誠実さや邪悪さも
素直な目にはありのまま映ります
その目は美しさも醜さも平等に捉えます
純粋な目は一方だけをくっきり映し出したり
ぼやかしたりといった狡猾なことはしません
色眼鏡を外してあなた自身の目で
物事を見るとそこに映るものが真実です
このようにして本質を捉えると
好き嫌いや偏見、先入観から
物事を判断することがいかに
馬鹿げているかわかります
本質を掴むためにやることはただ1つです
それはバイアスをかけると対象物を
精確に見れないことを理解することです
バイアスをかけて見ることが
愚かであることを洞察することです
※『現実・事実・真実の違い』
洞察すれば色眼鏡を外す行為は何もせずとも起こります
眼鏡をかけることの愚かさを
見ることと眼鏡を処分することは
時間差でやってくるのではなく
同時に起こるからです
つまり見ることは即、行うことなのです
こうして眼鏡を片付けると
あらゆる人やモノの本質が
ハッキリしてきます
※『物事の本質について』
『事実を観察する鋭敏な精神』
ですから『人間だから差別も批判もする』と
安易に結論づけて終わらないでください
開き直らないでください
その先へ行ってください
『私はなぜ差別するのか、批判するのか』
自分自身の心を見つめて理解しましょう
心の癖を理解するのです
判断する心、批判する心、差別する心
綺麗な人、格好良い人には丁寧に
そうじゃない人には冷たくする心
地位ある人にはへこへこし
成功者や有名人には緊張する俗物根性...
このような心を正当化や批判なしで
ありのまま見つめます
目を背けずしっかり見つめます
※『あるがままに見つめるとは?』
『結論に至ってはいけない理由』
穴が開くほど見つめてください
情熱をもって忍耐強く見つめてください
するとあなたの容赦ない観察という名の雨が
判断する心、差別する心をキレイに洗い流します
こうして心は新生します
これが愛であり優しさであり
自由であり秩序であり情熱的な心です
ブルーハーツ『情熱の薔薇』の歌詞のパクリですが..
情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせよう
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