質問:最近、繊細な人の特集をよく見ます、まさに自分のことだと
思いました...これって治療できますか?
繊細さは病気ではない
番組の内容が書かれてないため
その番組が伝えたかったことが
わからないので詳しいことは言えませんが
ハッキリ言えることが1つあります
それは繊細さは病気ではないということです
またそれは悪いことでもありません
むしろ美しい精神には不可欠なものです
ですからあなたがもしそうなら繊細さを大事にしてくだい
薬で神経を麻痺させることだけはしないでください
※『繊細さは美しい』
繊細な人の頭脳は正しく機能している
繊細な人は美しいことにも醜いことにも
気づくことができます
つまり頭脳が正しく機能しているということです
世界で起きている出来事にも気づけるし
人々の悲しみも敏感に感じとることができます
自分の心の微妙な変化にも勿論、敏感です
感じることは大切、感じられないのは危険
感じることはとても大切です
だって感じることができなかったら危険でしょう?
痛みに鈍い人は深刻な病気になるまで
わからないから危険だし、プレッシャーに
今にも押し潰されそうなのに
心の中で起きていることに鈍感だったら
心を病むまで~ある日突然起き上がれ
なくなるまで~気づくことができません
友達の表情や声のトーンに鈍かったら
彼らの本当の気持ちに気づくことはできません
だから感じることは大切なのです
心の病の犯人は思考である
多くの人は『感受性が強いと苦しむ』と
思っているようですがそんなことはありません
感じたものを思考でアレコレ解釈するから
単なる知覚に過ぎなかったものが
苦しみに変わり病気になるのです
苦しみの犯人は繊細さではなく思考なのです
思考が苦しみや悲しみといった感情を
生むのであり繊細さではありません
※『思考が感情に命を吹き込む』
『思考の暴走を一瞬で止める』
繊細すぎる・敏感すぎることなんてない
周りの人が使う言葉で昔からずっと気になる言葉があります
↓ ↓
『繊細すぎる、敏感すぎる、気にしすぎる』
このように言われたことはありませんか?
繊細な人なら1度はあるはずです
ただこれらの言葉に惑わされないでください
というのは『繊細すぎる、敏感すぎる』
なんてことはないからです
あるのは繊細な心とそうではない心です
性質に”過ぎる”ということはありません
※『優しさはあるかないか』
例を挙げましょう
暴力的な人は暴力性が彼の心の性質であり
暴力的すぎるということはありません
彼は暴力的である...
これ以上でも以下でもありません
嫉妬する人は嫉妬という性質を心にもって
いるだけのことで嫉妬に『過ぎる嫉妬』も
『ちょうどいい嫉妬』もありません
嫉妬は嫉妬です
繊細さも同じです
繊細さという性質を持っているかいないかであって
『過ぎる』も『適度』もありません
だから『繊細すぎる、敏感すぎる』は鈍感な人の戯言です
自分が鈍感なので「繊細すぎる」と言うのです
自分の鈍い心を基準にして言っているのです
ですから彼らの言葉に惑わされないでください
番組の内容がわからなかったので
こんな感じになりましたが
訊きたいことや知りたいことがあれば
遠慮なくメールください
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