瞑想を推奨する殆どの既存宗教が
瞑想を実践して土台を築くのだと言います
あなたという土台がしっかりしてないと
その上に何を建てても安定しないことは
事実ですが土台をしっかりさせるために
瞑想するというのでは瞑想が
あなたを幻想へと導いてしまいます
どういうことかというとまず自分自身の
恐怖や願望、信念や観念を片付けないと
あなたの行う瞑想は恐怖や願望の色に
染まってしまい、その体験がどんなに
素晴らしく神秘的であってもそれは
あなたの願望や恐怖、信念・観念の産物なのです
あなたに恐怖があれば
恐怖を刺激しないような
体験を瞑想中にしますし
何らかの願望があれば
願望を満たすような体験をします
瞑想体験はあなたの恐怖・願望によって形作られるのです
つまりその体験はあなたの思考のでっち上げ
ということになります
だから瞑想を実践する前に自分の恐怖や願望を
よく見つめてそれから自由にならなければなりません
既知のものが一杯に詰まった意識を
一掃しなければ瞑想はできないのです
意識の中身を一掃してこその瞑想であり
そうしてようやく未知のものに出会えます
※『意識を空っぽにする』
『瞑想とは正しい行為がとれるよう意識の中身を空にすること』
既知のものが一杯に詰まった意識のまま
内なる神が自分を導いてくれるだとか
やれブラフマンやれ意識の拡がり
やれ真我と言ってもあなたは
思考の産物である妄想に惑わされて
いるに過ぎません
伝統に取り込まれているに過ぎないのです
※『真我・純粋な自分とは?』
意識全体を徹底的に調べて
その全てが既知であることを理解し
その中身を一掃しなければ
何十年瞑想してもその瞑想は
既知に染まっているので
そこに新生はありません
過去の'いわゆる'聖者と呼ばれた人たちの
体験を繰り返すだけのただの
オウム、中古品に過ぎません
だから中古品にならないよう
瞑想を行う前に意識の中身を
よく調べ一掃することが大事なのです
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